シングルマザーも恋をする! たとえ不倫であっても上手に恋愛する方法
子どもにとっては、たった一人の親であるシングルマザーですが、母であり女性である立場の中、不倫が始まってしまった…
不倫であっても、できるなら普通の恋愛と同じように、子どもとも良い関係を作り仲良く過ごせる方法はないものかと、私は日々悩みました。
その結果、子どもにも不倫相手にも、シングルマザーである自分が率先して関わらなければならないことに気づいたのです。
そんな経験をもとに、不倫中のシングルマザーが上手に恋愛する方法をお伝えします。
子どもを仲間外れにしない
「母になれば、女性である前に母であることを、忘れてはいけない」と言う言葉を聞いたことがあると思います。
しかし、シングルという立場から子どもに内緒で彼氏を作ると、どうしても「好きな人と一緒にいたい」という気持ちに蓋をしなければなりません。
実際に、子どもを優先し彼氏ができたことを子どもに打ち明けれなかった私は、子どもと不倫相手の間で、凄く悩みました。気持ちに蓋をするということは、とても疲れてしまうのです。
シングルマザーの悩みの中でも、とても複雑な悩みとも言える恋愛事情。その相手が不倫であるなら、悩みは増大します。
そこで、気持ちを切り替えた私の行動は、子どもに彼氏ができたことを素直に打ち明けたのです。もちろん、全てをカミングアウトしたわけではありませんが、親しくしている男性がいることを伝え、一緒にでかけようと子どもを誘ったのです。
これが意外にも功を奏し、子どもを仲間外れにしないことが、こんなにも大切だったのだと実感しました。
不倫だからこそ、会える時間を二人きりで過ごしたいという気持ちは大きいと思いますが、母親に放置されていると子どもが思ってしまっては、たとえ不倫でなくとも、応援してくれるはずもなく、子どもと共有する時間を設けることも必要です。
第2の父親像を連想できるようにする
本当の父親が恋しいと感じる子どもは、少なくありません。だからこそ、シングルマザーは父親と母親の両方の役を演じる必要が多々あります。
しかし、親密な異性の存在があるのなら、シングルマザーとしての意地だけで頑張る必要はないのではないでしょうか。秘密の恋であったとしても、子どもにとっては母親と交流の深い男性ですので、全く関係のない存在ではないのです。
深く受け止めさせる必要はありませんが、本当の父親でまではいかなくても、第2の父親くらいの存在になってしまった方が、子どもは受け入れやすくなります。
母親が子どもを叱るのであれば、不倫相手には「子どもの味方」になってもらい、時には遊び相手や相談相手になってもらいましょう。
私は、母子と不倫相手という関係でありながら、そんな奇妙な関係を築くことによって、子どもは不倫相手を自宅に招くことを楽しみにするようになりました。
ただし、そんな中にも失敗談はありました。不倫相手が本当の子どものように接していたため、「叱る」という行動も含み始めたからです。
結果的に、子どもは不倫相手のことを「本物の父親でもないのに」と思うようになっていしまい、「大好きなおじさん」から「怒るから苦手な相手」に関係が急転直下したのです。
不倫相手には、「理解のあるおじさん」でいることを徹底してもらうように努めてもらうことが必要です。
子どもに不倫相手と気づかれてはいけない
子どもは正直です。親しくなればなるほど、家族同然の付き合いがある父親に似た存在の不倫相手のことを、友達に話をしたり紹介したくなるものです。
しかし、いくら良い関係を築けたとしても、不倫は不倫です。いつかは子どもも不倫はいけないことだと気づき、その関係性に疑問を持つ日がくるかもしれません。
そうなると子どもは、自分の気持ちと母親への遠慮の間で悩み、時には深い悲しみを抱かせてしまう恐れがあります。私も、この懸念がとても強かったのを覚えています。
- 不倫相手の家庭の話
- 感情の入る喧嘩
これは、子どもの前で徹底して避けなければなりません。どれだけ気をつけていても、自分や相手の何気ない一言で、子どもは気づいてしまいます。
不倫相手の子どものSNSの話から、子どもに私たちの関係が不倫ではないのかと気づかれそうになり、一時期は子どもが不倫相手との会話を避けるというギクシャクした関係に至ったことがあります。
些細なことであっても、不倫に結びつくような言葉は避け、子どもの前では特に不倫であることは隠すことを徹底した方が良いでしょう。
子どもを交えて交流し、第二の父親を目指す
不倫ということがバレないようにするのは、子どもの前でも徹底することが大切です。
バレないようにという思いから、不倫相手と子どもの距離が離してしまいがちですが、そうすると、子どもは仲間外れをされているという気持ちから、不倫相手を嫌ってしまう可能性があります。
シングルマザーは、子どもにとっては父親であり、母親です。唯一の親なのです。だからこそ、母親と親密な関係である不倫相手には、子どもにとって父親像を演じてもらい、同じ時間を共有することが必要です。
その際には、不倫相手には子どもを叱る存在にはならないように、注意してくださいね。